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タイピング音、気にしていませんか
オフィスで作業していると、隣の席のキーボード音がふと耳に入ってくることがあります。逆の立場で考えると、自分の打鍵音が周りの迷惑になっていないか、少し不安になった経験がある人も多いのではないでしょうか。
在宅ワークだとさらに事情が変わってきます。Web会議の最中に「キーボードの音が入っていますよ」と言われたり、家族が寝ている時間帯に作業していて音を気にしたりと、打鍵音は地味に積み重なるプチストレスです。
今回は、3,000円前後から買える静音寄りのキーボードを3つ紹介します。良い評価だけでなく気になる点も含めて知っておくと、届いてから「思っていたのと違う」となりにくくなります。
この記事が向いていない人
- メカニカルキーボードのようなしっかりしたクリック感を重視したい人(今回紹介する3つは、いずれも静音寄りの軽いタッチが中心です)
- Macでのファンクションキー操作を頻繁に使い、挙動にこだわりたい人(後述のとおり、商品によってはMacとの相性に注意が必要です)
- 左右分割式やエルゴノミクス形状など、特殊な配列のキーボードを探している人(今回はいずれも一般的な横並び配列です)
上記に強く当てはまる場合は、別の切り口で探したほうが早いかもしれません。
静かなキーボードを選ぶときの基準
1. 静音設計をうたっているか
薄型のパンタグラフ式は、一般的なメカニカル式より打鍵音が小さめになりやすい傾向があります。加えて「静音」「サイレント」と明記されたモデルは、キーの底打ち音を抑える設計がされていることが多く、音を気にする人はまずここを見ておくと選びやすくなります。
2. テンキーが必要かどうか
数字入力が多い事務作業ならテンキー付きが便利ですが、デスクを広く使いたい、マウスを体の正面に近い位置に置きたいという場合は、テンキーなしのコンパクトタイプのほうが使いやすいこともあります。
3. 接続方式(USBレシーバーかBluetoothか)
USBレシーバー式は挿すだけで認識されることが多く、設定に手間がかかりにくいのが利点です。Bluetooth式はレシーバーの抜き差しが不要な分、PC・スマホ・タブレットを切り替えて使いたい人に向いています。ただしレビューを見る限り、機種によって接続の安定感には差があるようです。
3商品の比較表
| K295GP | PEBBLE KEYS 2 K380s | EW-B009 | |
|---|---|---|---|
| 価格の目安 | 3,000円前後 | 4,000円前後 | 2,000円台 |
| 接続方式 | USBレシーバー(Unifying) | Bluetooth | Bluetooth |
| テンキー | あり | なし | なし |
| サイズ感 | コンパクトなフルサイズ | コンパクト | コンパクト・軽量 |
| 電源 | 単4形乾電池×2 | 単4形乾電池 | 内蔵バッテリー |
※価格はあくまで目安です。実際の価格は変動するため、購入前に商品ページで最新情報をご確認ください。
商品ごとの解説
1. ロジクール K295GP(サイレント ワイヤレスキーボード)
付属のUSBレシーバーを挿すだけで使えるタイプで、テンキーを備えながらもコンパクトにまとまっているのが特徴です。古いMac環境でも問題なく使えたという声や、Unifyingレシーバー1台で複数機器をまとめて管理できる点を評価する声がありました。全体的に「価格の割に十分」という受け止め方が目立ちます。
一方で、コンパクトな筐体にフルサイズのテンキーを収めた構造上、バックスペースやエンター、矢印キーが小さめになっている点は複数のレビューで共通して挙がっていました。ファンクションキーがやや押しづらいという指摘もあり、キーの大きさに敏感な人は事前に配列を確認しておいたほうが安心です。
向いている人:テンキーをよく使う事務作業の人、職場で周りに気をつかいたい人
向いていない人:バックスペースやエンターなど特定のキーの大きさにこだわりがある人
2. ロジクール PEBBLE KEYS 2 K380s
丸みのあるキーが特徴的なコンパクトタイプで、Bluetoothでの接続安定性や、複数端末をボタンひとつで切り替えられる手軽さが評価されていました。単4電池で長く使えること、レイアウトに大きなクセがなく打ちやすいことを挙げる声も見られます。
気になる点としては、丸いキーが小さく指先でしか押しにくいという意見や、F9・F10などのファンクションキーがFnキー併用を前提とした配置になっている点が挙がっていました。独自のキー割り当てを変更するには専用アプリが必要という指摘もあります。またMacの日本語配列と合わず返品したという声もあり、Mac環境で使う予定がある場合は特に注意しておきたいところです。
向いている人:デスクを広く使いたい人、PC・タブレット・スマホを行き来して使う人
向いていない人:Mac中心でファンクションキーを多用する人、キーの大きさを重視する人
3. Ewin ワイヤレスキーボード(EW-B009)
価格を抑えたい人向けの軽量コンパクトなBluetoothキーボードです。スマホやタブレットとの相性が良く、入力遅延が気にならない、長文入力も快適といった声がありました。不具合が出た際にすぐ代替品の対応をしてもらえたという口コミも見られます。
一方で、購入から数カ月で電源がすぐ切れるようになったという声や、Macだとファンクションキーがまったく反応しないという報告がありました。スリープからの復帰が遅い、同じキーが連続で入力されることがあるといった指摘もあり、価格相応に品質のばらつきがある可能性は考慮しておいたほうがよさそうです。
向いている人:まずは価格を抑えて試したい人、スマホ・タブレット用のサブ機を探している人
向いていない人:長期間の安定動作を重視する人、Macでファンクションキーを使いたい人
レビューで多かった不満と、その対処
3商品に共通して見られたのは、「キーの大きさ」と「特定の環境(特にMac)での相性」に関する不満でした。コンパクトな設計にするほど一部のキーが小さくなりやすく、普段使っているキーボードと配列が変わると、慣れるまでに時間がかかることがあります。
対処としては、届いたらすぐに長時間使うのではなく、まずは数日間、実際の作業でキー配置やタイピングのしやすさを確認しておくのが現実的です。Macで使う予定がある場合は、ファンクションキーや日本語配列との相性について、購入前にレビューや商品ページの説明をよく確認しておくと、後からの後悔を減らしやすくなります。
状況別のおすすめ
- テンキーを使う事務作業が多い人 → ロジクール K295GP
- 複数端末を切り替えて使いたい人 → PEBBLE KEYS 2 K380s(Macで使う場合は配列を要確認)
- まずは価格を抑えて試したい人 → Ewin EW-B009(長期の安定動作は個体差がある前提で)
どれか一つが万人向けというわけではなく、テンキーの要不要とMacとの相性をどこまで重視するかで、選ぶべきものが変わってきます。
買ったあと、最初にやること
届いてすぐに本格的に使い始めるのではなく、まずは数日間、いつもの作業でキーの大きさや打鍵音、接続の安定感に問題がないか確認しておくと安心です。Macで使う場合は、ファンクションキーや日本語配列の挙動を早めにチェックしておくと、返品期限を過ぎてから困る事態を避けやすくなります。

